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対話による鑑賞

グループでお話をしながら作品を鑑賞します。

必要なのは、五感と心。美術史的な知識は必要ありません。

「私は、こんな事を感じました」「私には、こんな風に見えます」

自分の目や肌や心が感じたことを、そのまま口に出してみてください。

そして、となりの人の言葉に耳を傾けてみてください。

対話の中で、グループ一人一人の“受けとる感性”の違いを楽しみながら、作品の鑑賞が深まっていきます。

対話は、ファシリテータによってサポートされます。

VTS(ヴィジュアル・シンキング・ストラテジー)

 

対話による鑑賞は、VTS(ヴィジュアル・シンキング・ストラテジー)の形式に準拠します。

VTSとは、今から20年以上前、当時のニューヨーク近代美術館(MoMA)のAbigail Housen、Philip Yenawineらによって開発された美術鑑賞教育プログラムです。美術史的知識に偏らず、複数の鑑賞者同志が自分の目で見、心で感じ取った事を軸に対話を行ない、そこから美術作品を読み解いていきます。鑑賞者が主体的に作品に関わり、よく見て考え、また、対話を行なうことで、与えられた知識からではなく、自らの力で作品についての考えを形成していくことができます。

 

子どもたち

 

対話による鑑賞は、就学前のこどもたちから楽しく参加できます。

どんなことを感じたかな?どんなふうに見えるかな?正解、不正解はありません。

ぜひ、お子さんもご一緒にご家族で参加してみましょう!

“ウチノ子”の物事をみる鋭い視点に、ビックリするかもしれませんよ。

 

鑑賞後には、カフェがお勧め

 

心と頭をフル回転させた鑑賞のあとには、みなさんで誘い合ってカフェに行くのがおすすめです。

ゆっくりお茶を飲みながら、鑑賞体験をふりかえりましょう。同じ時間を過ごした方々とのコミュニケーションは、緊張もほぐれて楽しいひと時になります。「さっきは言葉にならなかったんだけど…」なんて、後から談も飛び出てくる率高し。このサイトでは、観賞後におすすめの三鷹のステキなカフェもご紹介していけたらと思っています(順次)。

 

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